セルジュ ムーユのペンダントライト
レストランやカフェ、またホテルでも人気の高いセルジュ・ムーユのペンダントライト。その見た目の美しさと少しアンバランスな佇まいが見るものを惹きつける照明。このアンバランスってのは人の心に印象的を残すんですって!音楽でも微妙な違和感があるメロディーが印象的って言ってましたが、それと同じ感覚かな?
お店や店舗で人気のセルジュ・ムーユのペンダントライトですが、現在ご自宅でも取り付けご希望のお客様が結構多くいらっしゃいます。ご購入に際してですが、事前の配線工事が必要の旨を、お見積り時にお伝えしておりますが、ブログでもしっかりとお伝えさせて頂きますね。
こちらセルジュ・ムーユのペンダントライトは取り付けの際には、事前に配線工事が必要な商品となっています。今まで販売させて頂きました中で、この配線の件で問題になったことは一度もありません。その配線工事が必要な商品は3つありますので、以下商品をご確認下さい。
アプリク ミュラル アン ブラ ピヴォタン 1灯用
まずは1灯用のアプリク ミュラル アン ブラ ピヴォタン。まぁ舌を噛みそうな商品名ですよね。私もイデーさんに問い合わせする際には噛んでしまうので、「アプリクミュランの1灯用」と略します。その方が確実ですし(笑)
横の長さが140cmもあり、横にドーンと飛び出た迫力あるデザイン。ですがフレームが細くスッキリしていますので、意外と圧迫感は少なめなのです。水平に動かす事が出来ますので、ソファの頭上に置いても使いやすいのが魅力。壁配線ですので床のコードが無くスッキリ。これが何よりもメリット!
アプリク ミュラル ドゥ ブラ ピヴォタン 2灯用
次は2灯用のアプリク ミュラル ドゥ ブラ ピヴォタン。1灯用がアン。2灯用がドゥ。アン・ドゥ・トロワとフランス語の数字。こちらももれなく舌噛みそうです。でも鼻から息を抜きながら言うと意外と言えるのが不思議。
こちらは1灯用よりも横が長くて176cmもあります。さらに横にドーンと飛び出た迫力あるデザイン。2つライトがありますので使い分けが可能。上のライトは部屋全体を照らし、下のライトは調理台やテーブルなどピンポイントに光を照らすことができますよ。
シュスポンション トワ ブラ ピヴォタン 3灯用
最後な3灯用のシュスポンション トワ ブラ ピヴォタン。これはアプリク ミュラルの壁付け照明とは違い、天井吊り下げ照明になります。張り出したシェードは動きのある佇まいが印象的。すべて長さが違うのも面白いデザインですよね。
このペンダントライト型は当初クモを意味するAraignées(1954)をセルジュ・ムーユが発表したのですが納得いかなかったのです。そこから4年かけてこの形でなりました。それでも1958年。その当時のデザインが今も新鮮に思えるのですから、デザイナーズ家具の奥深さは面白いですね。
そしてこのシュスポンション トワ ブラ ピヴォタンの取り付けなのですが、配線工事無しでも取り付けできる引掛シーリングがあります!
この引掛け埋込ローゼットと呼ばれるパーツが天井に付いていましたら、配線工事無くセルジュ・ムーユのペンダントライトを付けることが出来ます。両サイドの「耳」に照明の土台をネジ付けするので、照明本体を支えることが出来るのです。ただこれ以外の引掛シーリングパーツの場合はこの埋込用に変える工事などが必要ですので、ご了承下さい。
アーティステックに空間を飾るセルジュ・ムーユの照明
これだけ印象的な照明はセルジュ・ムーユ以外には無いと個人的には思います。その分取り付けに手間がかかりますけど、それを補うくらいオシャレ。空間をアートするとはこのことでしょうね。
取り付けの際の一番良いタイミングは家の建築中・リフォーム中。その時に配線を通しておけば後から作業する必要が無いので一番良いと思います。完成後の場合はお近くの電気屋さんにお願いすれば見てもらえ、工事もしてもらえます。建った後でも問題はありませんので、その場合はお近くの電気屋さんにお問い合わせ下さいね。
セルジュ・ムーユの照明をカファで見る
セルジュ・ムーユの照明を実際に見れるところは少ないのですが、京都でしたらカフェにございます。京阪の清水五条から鴨川を渡ったefish(エフィッシュ)さん。
1階左奥の壁。鴨川を望む特等席の上にありますよ。2灯のアプリク ミュラル ドゥ ブラ ピヴォタンが。天井とテーブルを分けて照らしてあります。
今、五条から七条にはカフェやショップが多く点在するようになりました。高瀬川沿いは木陰もいっぱいありますので、夏の京散歩にもオススメの地域。ぜひアプリク ミュラル ドゥ ブラ ピヴォタンを見て下さい。そして気になればどんどんイデーのお見積りにご連絡下さいませ!
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