ネルソンスワッグレッググループデスク / Herman Miller
ネルソンスワッグレッググループデスク のご紹介
ネルソンスワッグレッググループデスク は1958年に発表されたジョージネルソンによるデスク。まだまだパソコンが普及がされていない当時に現代のネット環境を予想していたかの様なデザインで、たまにジョージネルソンさんて未来人?って思っていまいます(笑)。
恐らく当時は大きなブラウン管モニター全盛でノート型はなかったはず。
しかし ネルソンスワッグレッググループデスク はノート型PCやスマホ・タブレットを収納するのにぴったりなデスクなのです。未来的なデザインでは無いモダンな佇まいですが、結果未来的なデスクとなったネルソンスワッグレッググループデスク をご紹介。
ジョージネルソンデザインの ネルソンスワッグレッググループデスク
商品名でも使われているスワッグレッグのスワッグ
- Swage(スウェーグ):管端を絞る加工方法
のこと。
Swage加工により脚先に向かって細くなる様施したレッグデザイン。脚先を絞ることで大変美しく伸びやかで躍動感のあるデザインに仕上がっております。
これはジョージネルソンが考えていた「彫刻のようなデザイン」を具現化したとも言える家具でネルソンスワッグレッググループデスクの一番の特徴です。
数ある機能的なデスクやモダンなデスクの中でもここまで美しいデスクは無いのじゃないかと思ったり。
スワッグレッグの細くしなやかなカーブ具合の美しさは本当に惚れ惚れ。鳥の脚の様な繊細なバランスは流石ですね!
ネルソンスワッグレッグデスクは時を超える使い勝手
ネルソンスワッグレッグデスクは1958年に発表されましたが、当時には無かったノートパソコンやタブレットなど現代のPC環境にピッタリと合うスタイルのデスク。天板には引き込みしやすいコード用グロメットがあり、カラフルな仕切りはPC・スマホ・タブレットがすっぽり入り、綺麗に収納することができます。
手前にある2つの引き出しの中は整頓しやすい様になっており、まるで今の時代に合わせてデザインされたのかと思うほど機能的なデスク。
天板の上の棚も低く作られていますので圧迫感を感じないのも嬉しいですね。天板の棚が高いとそれだけで圧迫感や重さを感じちゃいますから。ネルソンのデスクはまさしく時を超えて機能的に使えます。
実はコンパクト設計のネルソンスワッグレッグデスク
見た感じ大きくみえるネルソンスワッグレッグデスクですが、実は意外とコンパクトなのです。幅99.1cmと1メートルを切るサイズで、現代のコンパクト設計の住居やオフィス・事務所などでも設置しやすいサイズ。
この広くみえるところも「見せ方」、要はデザインの大切さでネルソンの表現の一つだと個人的に思っています。
ただしネルソンスワッグレッグデスクの発表はPCが普及する前の時代ですので、若干天板が高めになっています。
イームズシェルチェア等を合わせるのも良いのですが、高さ調節が出来る椅子がオススメ。
PC作業からデスクワークまで幅広くカバーしてくるジョージネルソンのデスクですが、使用していない時もインテリアアイテムとして輝いてくれます。
色褪せる事の無い魅力的なネルソンスワッグレッグデスク
発表から半世紀以上たった今でも色褪せることの無いネルソンスワッグレッグデスク。まさしくロングライフデザインの家具の一つだと思います。言うなればアートの域と言っても言いほど。
ウォールナットとクロームの組み合わせがミッドセンチュリーモダンを感じさせてくれる一方で、ネルソンのボールクロック等でも見られる色遊びもあります。
ネルソンスワッグレッグデスクと商品名はちょっと言いづらいのですが、ひと目見ただけでわかるデザインはネルソンのセンス。これからも色褪せることの無いネルソンスワッグレッグデスクは、手にする喜び・所有欲を満足させてくれ、これからも輝き続けるデザイナーズインテリアの一つであるはずです。